レスパイト入院のご案内

2022.11.16 お知らせ

渡辺病院のレスパイト入院のご案内

介護しているご家族に一時休憩を
介護をされているご家族の
一時休憩や急な病気の時のレスパイト入院

当院では「地域包括ケア病棟」を4年前に5階に開設いたしました。では、「地域包括ケア病棟」とは一体どんな病棟かご存知ですか？

当院の3・4階は一般病棟で、こちらの病棟で急性期治療を終了された患者様が、安心してご自宅に戻ることが出来るように準備をする病棟が「地域包括ケア病棟」です。

「地域包括ケア病棟」の役割はもう一つあります。それが「レスパイト入院」です。
今後、65歳以上の高齢者や認知症高齢者・独居、或いは高齢者のみの夫婦世帯の比率が高まる中で、住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで維持する事ができるようにするとの考えから作られたシステムが「レスパイト入院」です。

在宅で療養生活を送る患者様に一時的に地域包括ケア病棟に入院していただくことにより、介護しているご家族に一時休憩を取っていただく、ご家族の急な病気の時に対応することが出来るシステムがレスパイト入院です。
このように「レスパイト」とは「一時お預かり」「小休止」という意味があります。

コロナ禍で大変なこれからの時季、レスパイト入院を活用し、介護する人・される人が、それぞれ安心のできる年末年始をお迎えになられてはいかがでしょうか？
勿論、レスパイト入院は季節や時季を問わずにご利用頂けます。ご希望される場合は、遠慮なくご相談下さい。

レスパイト入院を詳しくお知りになりたい方は当院地域医療連携室、主治医やケアマネージャーにご相談下さい。

レスパイト入院に関する注意事項

レスパイト入院は通常の入院と同じように、医療保険制度が適用されます。
入院中に症状が急変した場合には、急性期病棟への転棟か専門科のある病院へ転院する場合もあります。
また、他の患者様に迷惑となる行為があった場合には入院の継続を中止する事もあります。
予めご了承下さい。
治療や検査が目的の入院ではありませんので、入院の際には現在服用中のお薬を持参して下さい。