骨粗鬆症について

相馬郡新地町渡辺病院の放射線課

渡辺病院の骨密度検査について

昨年12月の放射線課の総検査数は一昨年同月の総数より200件以上多い件数となりました。中でも「骨密度検査」の件数は大幅に伸びました。

 

骨密度検査とは

骨密度検査とは骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)を測り、骨の強度を調べる検査です。骨量が減り、骨がもろくなる病気が「骨粗鬆症」です。
女性は男性と比較して骨量が少なく、特に閉経後にはホルモンバランスが崩れ、骨密度が低下する事が確認されています。

 

骨粗鬆症の主な症状

  • 腰や背中が曲がってくる
  • 身長が縮んでくる
  • 腰や背中が痛む

 

半年に1回の骨密度検査を

また、背中が曲がると内臓が圧迫されるために、胸やけがしたり、息苦しくなったりするという症状が現れる事もあります。
「骨粗鬆症」は重症化すると、咳やくしゃみをしただけで背骨を骨折するという事も起こります。ほんの少しの段差でつまずき、太ももの付け根を骨折して寝たきりになる事もあります。転倒による骨折は介護が必要となる主な原因の一つと言われています。
寝たきりの状態を引き起こす前に、半年に一回の骨密度検査を受けてみてはどうでしょうか。

 

まずはご相談を

整形外科看護師や担当医師にまずはご相談ください。